コンビニのバイトって「きついのか。忙しいのか。」。そんな問いに答えてくれる多くのコンビニ経験者は、
めっちゃ楽よ。検品や品出し・接客やレジをするだけで、いつの間にかバイトの時間終わってるし。
忙しいけど、充実してて楽しいよ。時間通りに上がれるしベストなバイト!
マジでコンビニだけはやめとけ。ラッシュくる度に行列できるし、客の態度悪いし、理不尽なやつ多すぎ。
きついぞ。特に夜勤。一人でやらされるしな。酔っ払った客もわんさか来て面倒だぞ〜。しかも、発注だって時間内に終わらないし。
と意見がバラバラなのが現状だ。
なぜなら、店舗の立地条件や従業員同士の人間関係、個人の精神や経営方針に差があるからだ。コンビニのキツさ・忙しさなんてものは、経験者に聞こうとも完璧に測れるものじゃない。
これからコンビニで働こうと思っている方へ最低限のことを言うのであれば、
まず、「そこ(働く場所)がどんな環境であるか」・「どんな人が働いているか」・「何人体制か」など、外面から見える経営方針を確認するのが最善の手段だろう。
それらを踏まえた上で、コンビニバイトの「きつさ・忙しさ」また『仕事内容』について、セブンイレブン、いや、コンビニを6店舗働いてきた僕がホンネで話していこう。
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コンビニのバイトは「キツイのか・忙しいのか」を答えるならば
僕の場合は・・・YES。NO・・・いや、場所や経営方針による。例えば駅前のコンビニや都内のコンビニなどの繁盛する店舗だったら忙しい。それなりに客も来るし変わった客も来店する。常連客なんて覚える暇もないだろう。
僕が過去に働いていたコンビニは駅前2つと道奥に1つと計3店舗あったけど、忙しさが圧倒的に違う。それは「繁盛していないコンビニ=忙しくない」ということではなく、“繁盛してないからこそ忙しくなる”と捉えてもらいたい。
では、繁盛しているコンビニと繁盛していないコンビニの違いを書いていくよ。忙しさは、場所・時間帯や体制人数にもよるけど、大体は同じだと思って。
- 都心や駅前の場合、通勤ラッシュがくる度に行列ができる・常にピークが迫る
- 常連客を覚える暇もない
- 早朝はフェースアップする時間すら与えられない
- 通勤前のサラリーマンが多い朝は、客との間で常にピリピリした空気が流れる
- 常に素早い行動が必要
- タバコの銘柄を細かく正確に理解しないとやっていけない
- 繁盛しているコンビニの夜勤は完全に地獄
- お昼休みや夕方に行列はできるけど、ピーク過ぎるのが早い
- 客や従業員と話す余裕がある
- 客がいなくなったらフェースアップして次のピークに備える事ができる
- 暇すぎると体制人数を減らされて忙しくなる事がある
- レジ接客以外の仕事がどんどん溜まってく
- 夜勤でも普通に忙しい
他にも、繁盛どうこうに限った事ではなく、
一緒に働く従業員が戦力外だった場合、片方の仕事が減り、もう片方だけが忙しくなることだってある。最悪なのは、従業員がバックれて、その分忙しくなること。
つまり、立地条件だけではなく、人間関係や経営方針で無駄にキツく・忙しくなる事だってあるんだ。その忙しさをどう受け止めるかによって働き方は変わってくる。
コンビニの仕事内容
では、具体的にコンビニの仕事内容について話していこう。筆者は、セブンイレブンで働いた経験が多いので、セブンイレブンよりでまとめていきます。
レジ業務

基本中の基本の仕事であり、どのコンビニも必ず初めにレジを教えるだろう。
レジでは、商品を購入する客のお会計を済ませます。一人当たりにかかる時間は平均で30秒。
他にも、レジでは以下の様な仕事もあります。
- 宅急便受付(発払い、着払い、往復便)
- 電子マネーチャージ(PASUMO、SUICAなど)
- 公共料金のお支払い(携帯代や光熱費、家賃など)
- インターネットからのお支払い(チケット代や通販代金など)
- ギフトの予約受付
また、時期によってはキャンペーンなどがあり、レジでの受付作業が増える時もあります。
品出し

売り場の商品在庫が減ったら、裏の在庫から品出しをします。
また、お弁当やおにぎり、パン、お惣菜、乳製品やデザートなどは鮮度が短い為、1便、2便、3便と各時間ごとに配送業者が届けに来てくれます。
配送業者が届けに来たと同時に、届いた商品を検品してから品出し(納品)をします。
他にも品出し・納品は、以下のようなものがあります。
- お菓子、スナック菓子
- フローズン(アイス)、冷凍食品
- フライヤ―(揚げ物)
- 新聞(夜勤の仕事)
- 雑誌(夜勤の仕事)
フライヤーは、「品出し」に該当するかはわかりませんが、一応品出しの部類で考えていいです。
お店によってやり方は違いますが、僕が経験したコンビニでは「どの時間帯に何が売れるのか」というデータを把握して、自分で個数を決めます。
掃除

お店を綺麗に保つ為、清潔感あるお店とみられる為にも掃除は必要不可欠。
では実際にどこを掃除するのでしょうか。
- トイレ
- 床
- レジ周り
- 看板
- フライヤー(夜勤の仕事)
- セブンカフェ中身(夜勤の仕事)
- 中華まん(夜勤の仕事)
- おでん
中華まんとおでんは、季節によって出ないコンビニもあります。
雨の日は、床が汚れやすく、手が空いたらモップでキレイにします。また、トイレ掃除も、忙しいコンビニは掃除してもすぐに汚くなってしまうため3時間に1回のペースで掃除をするでしょう。
発注(はっちゅう)

仕事に慣れてくると、発注を任されるようになります。
発注とは、商品の在庫が規定数値まで減ったり、必要な商品を取り寄せたいとき、新商品を取り寄せるときに行います。
それぞれの商品ジャンルの内、どれかを担当する事になるでしょう。バイトを週3ペースで入る人は、廃棄がない消耗品や廃棄が出にくい非デイリー商品を任されることが多く、週4~5ペースの人は、最も廃棄が出やすいデイリー商品を任されることが多いでしょう。
デイリー商品-お弁当・おにぎり・スイーツ・お惣菜・カップジュース・乳製品など
非デイリー商品-お菓子・カップ麺・調味料など
廃棄が出ない商品-消耗品
廃棄処理
販売期限が過ぎてしまった商品を売り場から外す仕事です。
詳しくは話せませんが、一つ一つの商品に売り場から下げる時間が定まっており、指定の時間になったら売り場を見回り、販売期限が過ぎていないか確認します。販売期限が過ぎた商品があれば売り場から外します。
ちなみに、厳しいコンビニの場合、「販売期限」の事を「賞味期限」と呼んでしまうと怒られるので注意しましょう(笑)(本部の方に怒られました経験があります・・・。)
キャンペーンやイベント時のPOPや旗の飾り
これは主に夜勤の仕事です。
お得セールやフェアなどのキャンペーンが開始する日(24:00)を過ぎてからポスターやPOPなどの宣伝物を飾ります。
仮点検と本点検
僕が経験してきたお店では、オーナー・店長・マネージャーのみしかやらないお店もありましたが、信頼できるアルバイターに任せるところもあります。お店の売上げ金の事なので、アルバイターに任せるのであれば、丁寧にお金を扱える人やシフトリーダーに任されるのではないでしょうか。この辺の詳しい事は、あまり話せないので、実際に働いて学びましょう。
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コンビニの勤務時間

基本的にコンビニの勤務時間帯は、各コンビニによって違いますが、僕が働いていたセブンイレブンでは以下の様に固定されています。
- 6:00~9:00
- 9:00~13:00
- 13:00~17:00
- 17:00~22:00
- 22:00~6:00
しかしながら、中には上記固定ではなく、工夫されている店舗もありました。
その店舗は、21:00~3:00と3:00~6:00と分けられており、
長く働きたいって人だけ、21:00~6:00もしくは22:00~6:00となっていました。
店舗によっては少し工夫されているところもあります。
さいごに
以上、ザッとコンビニの仕事内容をお話ししました。
コンビニバイトの”忙しさ”というのは、店舗によって違うというのわかっていただけたかと思います。コンビニのアルバイトを検討中の方は、是非この記事を参考にしていただけたら幸いです。